台湾映画「セデック・バレ」が現地で話題に

こんにちは、アイ・オーダーの邱です。
今回は違う角度から台湾のことを紹介してみたいと思います。
映画です。

去年9月に台湾で公開された台湾の原住民による最大の抗日事件「霧社事件」
を舞台にした「セデック・バレ」は現地で大きいな話題を呼びました。
なんと、2012.1の現時点では8.1億台湾ドルの興行収入を突破しました。
公式サイトはこちら

「霧社事件」とは1930代中部の南投県の山奥にあった抗日事件。
日本では殆ど知られていない、台湾と日本の歴史の事件です。

「セデック・バレ」は原住民語で意味は「真の人間」だという。
植民地になった台湾では、日本の統治によりいい影響ももたらしたが、
悪い影響もありました。「セデック族」は現在台湾「泰雅族」の一部族
になっています。
因みに、有名台湾女優のビビアン・スーのおばあじゃんもその一族です。

この映画、4時間以上の大作になってしまったため、上下2部に分けて上映する
上編『太陽旗』では馴化政策を押しつける日本人への蜂起までのいきさつ、
下編『彩紅橋』は日本軍が本格討伐に乗り出し、セデック族たちが悲劇的な最
期をとげる、というストーリー展開しています。

この映画のセット美術を担当した種田陽平氏は、三谷幸喜映画の美術も
担当する日本でも指折りの美術監督です。撮影終了後その映画セットも残され
いて、見学することも可能です↓
場所:台北県林口
http://www.tabitabi-taipei.com/topics/20110913/
セデック・バレ

台湾へ進出すると考えてる方は別の角度から台湾の歴史を見てみたら
いかがでしょう。